毛はどのようにして生えるのか?
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毛穴の一番奥にある毛乳頭が毛を作って、毛を伸ばしていきます。毛乳頭は数ヶ月〜数年で死んでしまい、毛が抜けます。毛乳頭が死ぬと、バルジ領域にある毛包幹細胞が下りて来て毛乳頭を作ります。
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さらに詳しく
毛乳頭というのが毛穴の一番奥にあります。その毛乳頭が細胞分裂を繰り返して毛を作って行きます。毛がどんどん作られると、毛をどんどん押し出していきます。つまり、「毛が伸びる」わけです。
毛乳頭は毛を作り続けますから、そのままだと、体毛は10センチどころか1メートルでも伸び続けてしまいます。しかし、毛乳頭は数ヶ月経つと死んでしまいます。すると、ある程度の長さで毛が抜けます。そのおかげで「体中が体毛でぼうぼうになる」ということにはならないのです。
毛穴の横にバルジ領域という部分があります。そのバルジ領域には毛包幹細胞というのがあります。毛乳頭が死ぬと、この毛包幹細胞が細胞分裂を開始して毛乳頭を作ります。すると、また毛乳頭が毛を作り、毛を伸ばすので、毛が生え始めます。