医師が解説DOCTOR COMMENTARY

「痛くないハイフ」が今、
大流行!?

最近、「痛くない」というハイフが
非常に増えています。
ハイフは本来、痛いものです。

「ハイフは痛くなくても大丈夫なのか?」
を医師が解説します。

医師 丸本 桂三

目次

POINT01

安いハイフが増えてきたけど
「痛くない」ハイフが多い


2~3年くらい前までハイフは1回10万円以上しておりましたが、その頃にあおばクリニックは
全顔約650ショット 1回32,800円(初回29,800円)税込
で始めました。
それ以降、ハイフの価格が次第に安くなり始め、現在では同じくらいのショット数でもそれより安い価格で施術する医院が出てきています。(安いけどショット数が少ない医院もあります)

でも、不思議なことに、どの医院も「痛くない」ということを売りにしているところがほとんどのようです。
「ゴムではじかれる程度」「痛みはほとんどない」などが売り文句になっています。
あおばクリニックのハイフは「痛い」とおっしゃる方が多いですので、痛くない機械でも効果が同じなら痛くない方がおすすめです。

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POINT02

ハイフはなぜ痛いのか?


ハイフは超音波の力を一点に集中させ、それで皮下の組織を拘縮させます。それによりリフトアップ効果が得られます。それと同時に拘縮によるダメージからの回復を利用してコラーゲンを作り肌にハリを持たせます。

皮下組織の中でも特に筋膜を拘縮させると、ストレートにリフトアップ効果が出ます。
しかし、筋膜は皮膚の奥にあり、そこまでエネルギーを集中させるために、すごく痛くなってしまうのです。

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POINT03

ハイフは痛いほど効果が高い


ハイフは
・筋膜に作用するほど効果が高い
・筋膜に作用するほど痛い
です。
つまり、
「ハイフは痛いほど効果が高い」
というのが現実です。非常に残念なのですが。。。

あおばクリニックでも「痛くないけど効果が高い」というハイフを探したのですが現時点では見つかっておりません。

POINT04

あおばクリニックのハイフは
韓国のシュリンクと同じで
効果が高い。だから、痛い。


コロナ前は、韓国でハイフを受けるのが大流行でした。
当時韓国は価格が安いから流行したというのもあるのですが、効果も非常に高かったのです。
その韓国で最大のシェアをほこっているのがシュリンクという機械です。効果が高いかわりに痛いです。
あおばクリニックで使っているウルトラフォーマーⅢは韓国のシュリンクの日本名です。そのため、やはり痛いです。
50%くらいの方には「思ったより痛くない」と仰っていただけるのですが、それはやはり「ある程度は痛い」ということですね。その分、効果はご実感いただけているのですが。

韓国ではあおばクリニックより強い出力でやっている医院もあるようで、するともっと効果が強くなります。(とんでもなく痛いそうですが)
強くすると合併症のリスクも上がりますので、あおばクリニックではメーカーの推奨に従って出力を決めています。
それでも痛いという方が多く申し訳ないのですが。

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POINT05

あおばクリニックで痛くないハイフを受けられるのか?


ウルトラフォーマーⅢですが、出力を落とせば痛みが減ります。
痛みと効果は比例しますので効果も減りますが、一定の効果は見込めます。
出力を落としたとしても、他の医院の「そんなに痛くないハイフ」よりかは、痛みはあるのではないかと思います。

あおばクリニックにはウルトラフォーマーⅢ以外のハイフもありますので(熊本院を除く)、そちらの機種ですと、「そんなに痛くないハイフ」の施術が可能です。
ただ、せっかくリフトアップ効果を目指して施術を受けられるのでしたら、ウルトラフォーマーⅢの出力を落として受けられる方をお勧めします。
あおばクリニックの強みは「価格の安さ」以上に「効果の高さ」だと自負しております。出力を少し落としてでも、是非、ご実感いただきたいと思っております。

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POINT06

まとめ


最近、「痛くないハイフ」が増えてきましたが、本来、ハイフは痛いもので、痛みと効果が比例します。もし、リフトアップ効果を目指されるなら、「我慢する」か、あるいは「痛いハイフを少し弱めに打ってもらう」かのどちらかをお勧めします。

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ハイフについてその他のポイントはこちら

文責
医師 丸本 桂三
(あおばクリニック技術統括アドバイザリー)
経歴
昭和62年3月 東京大学医学部医学科卒業
昭和62年6月 東京大学医学部附属病院勤務
平成23年 みずのクリニック(現あおばクリニック新宿院)アドバイザリー就任

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